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【開催報告】 8/26(土)まちなかゼミ第6回レポート

◆ 「まちなかゼミ」第6回スタート!

2017年8月26日(土)、第6回目となる「まちなかゼミ」を開催しました。

今回のテーマは「可視化の力でコミュニケーションを創造するファシグラの世界」
NTTコミュニケーションズ の古林拓也さんを講師にお招きして、レクチャー、チュートリアル、ワークショップを実施しました。

参加者は19名。近江八幡在住の高校生や社会人など地元の方が中心でしたが、県外の方にもご参加いただきました。

■近江八幡まちなかゼミ 第6回

【日 時】平成29年8月26日(土) 13:30~16:30 (開場13:00)
【会 場】「旧吉田邸」滋賀県近江八幡市多賀町758     
【参加費】無料(高校生・大学生、若者大歓迎です!)
【テーマ】可視化の力でコミュニケーションを創造するファシグラの世界
【講 師】古林 拓也 氏(NTTコミュニケーションズ)
【内 容】(1) レクチャー (2) チュートリアル (3) ワークショップ

◆古林拓也さんについて

京都府出身の古林拓也さんは現在、NTTコミュニケーションズでITプロジェクトマネージャーとして働かれています。

そのかたわら社会人プロボノとしてNPO支援にも取り組まれているほか、グロービス経営大学院の修士学科に所属しMBAも勉強されるなど、現職に加え様々な分野でご活躍されています。

過去には近江八幡未来づくりキャンパス 地域資源活用塾のメンターとして参加していただいており、そのご縁から今回のまちなかゼミの開催に繋がりました。

 

◆自己紹介プレートを描いてみよう

今回のゼミでは、レクチャーが始まる前にもちょっとした仕掛けがありました。
来ていただいた参加者の方が初めに行ったのは、自己紹介プレートを作ること。
真っ白なA3の紙を3つに折って、「自分の名前」と「小さなイラスト」を描いていただきました。 ネームプレート
ひとつをとっても、名前の描き方、どんなイラストを描くかなど、それぞれに個性が表れます。絵を見て楽しく、名前を見て相手を覚えられる非常に素敵な導入となりました。

 

◆ファシグラとは?

レクチャーはまず、「ファシグラ」という言葉の説明から始まりました。

「ファシグラ」という言葉は、「ファシリテーション・グラフィック」の略語で、議論や対話を促す「ファシリテーション」と、その流れを絵に描いて可視化する「グラフィック」を掛け合わせたものです。

最近では都市部を中心に、ワークショップなどの場で浸透しはじめています。
なかにはファシグラを専門とした会社を立ち上げる方もいらっしゃるなど、今後様々な場での活用が期待されています。

古林さん自身が様々な場で実践され、効果を感じられていることもあり、
「物事や議論を見える化をしてファシリテーションを行うとコミュニケーションが豊かになります!」という力強いメッセージが印象的でした。

 

◆アイスブレイク

ファシグラの概念を共有したのち、可視化を経験するためのアイスブレイクを行いました。

古林さんが提示したテーマのもと、参加者の皆さんがコミュニケーションをとることを通じて、
「関係性を可視化する」全体ワークを実施しました。

 

一つ目のテーマは「血液型別のグループ作り」。「O型です!」という呼びかけを皮切りに同じ血液型の人どうしが集まりグループを作りました。

二つ目のテーマは「誕生日の順番」。細かいところの入れ替えがたくさんあり、多くのコミュニケーションが生まれていました。並んでみてわかったことですが、なんと誕生日が同じ人が3人もいらっしゃいました。

最後のテーマは「出身地の順番」。それぞれの出身地を確認しながら、北から南の順番に合わせて並んでいきます。滋賀県の中でも近江八幡や大津など市町村で分かれて並ぶことでそれぞれの出身地が見える化をすることが出来ました。

「話し合いながら動けた」「純粋に面白かった」「はじめに声掛けする人がいてよかった」という感想も生まれていました。

 

◆今回の3つのテーマ

さてレクチャーに戻ります。

古林さんは今回、

①可視化の効用

②可視化の技術(イロハ)

③可視化による対話が生むもの 

の3つのテーマについてお話いただきました。

①可視化の効用

絵が効果的な可視化を手助けするケースは世界中色々な場所にあります。

例えばスリランカのシギリヤ・レディ。シギリヤ・レディと呼ばれる美しい美女達の壁画は、死者の鎮魂をするための絵として存在しており、想いというものが絵によって可視化されていています。

もちろん日本でも、昔から絵によって考えや想いは可視化されています。
長野県にある「星の下で舞う鬼」という絵は、かの有名な葛飾北斎が87歳の時に描いた絵で、畳21枚分に匹敵する大きさです。


葛飾北斎は自身のことを「画狂老人卍」と形容するなど、彼にとっての絵は情熱をぶつける場として成立しており、彼の情熱や思いが絵を通じて可視化されています。

 

古林さん自身がファシグラを実践された一例として、経営大学院での議論の可視化があります。
絵の前で写真を撮る人がいたり、絵についての会話やコミュニケーションが生まれていたり横のつながりを生んだりしていたそうです。
この状態を専門用語で「界隈性」があると言い、ファシグラを通じて新しいコミュニケーションが生まれる好例として挙げられていました。

 

また100万ダウンロードをされた経済産業省の若手官僚が作成した「不安な個人、立ちすくむ国家」という資料を通じて「立ちすくむ国家ワークショップ@霞ヶ関」が開催され官と民が対話を行う場が生まれ、講師の古林さんはその場のファシグラを担当されておられました。

その時に行なったファシグラの絵がSNSやブログや記事により拡散され、その場だけでは止まらずオンライン上でも新しいつながりを生み出していました。

 

家庭内での例として、古林さんの娘さんはお風呂が大嫌いだったのですが、お風呂場お絵かきセットを設置したところ、絵を描くこととあわせてお風呂が大好きになり、親子でコミュニケーションをとる時間が増えたそうです。

ファシグラが効果的な交流や対話、コミュニケーションを新しく生み出してくれることについて事例を通じて教えていただきました。

 

 

②可視化技術のイロハ- 実際に描いてみよう-

レクチャーが終わった後は、いよいよ実践編です。
チュートリアルとして、ファシグラのイロハを参加者全員で体験しながら学びました。

 

まず教わったのは、ペンの持ち方。
ファシグラでは基本となるペンの持ち方が存在します。
ペン先の一番尖ったところを左にすることで、横に引くと細い線を引くことができ、縦に引くと太い線を引くことができ、グラフィックにメリハリを付けることができます。

次に、表現をする時の基本です。
表現においては、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)を意識して描くことが大事だと古林さんはレクチャーしてくださいました。

 

主語(S)は顔と体。絵心は必要なく、シンプルに顔と体を描くこと。
また、私、あなた、私たちという三種類を使い分けることが重要です。
次にV(動詞)。話す、叫ぶ、行くなど、人やものの動きを表します。
さらにO(補語)。嬉しい、怒り、驚き、悲しいという状態を補語で表します。
最後にC(目的語)。場所や目的地、時間や方向性を目的物として表します。

 

最後のイロハとして漢字を大きく描くこと、ひらがなを小さく描くことに気を付けるだけでグラフィックによりメリハリが生まれることを教えてくださいました。

 

◆みんなの絵で展覧会をしよう

教えていただいたテクニックをもとに、顔や体や線や丸を練習として描きました。
その後、それぞれの絵を机に置き、参加者全員でプチ展覧会を実施。
他の人が描いた絵を見ることで、自分が描いたものとの比較になり、効果的な学習につながります。

 

古林さんは「ファシグラに絵心は必要なく、大切なことはシンプルな絵の組み合わせ」とおっしゃっていて、他の人の描き方を見てストックを増やすことが「ファシグラの力」を高める秘訣だと教えてくださいました。

③ 可視化による対話が生むもの - グループでファシグラに挑戦してみよう –

ファシグラのチュートリアルを受けた後には実際にワークを行いました。
参加者の皆さんを世代がばらばらになるように三人一組の5チームに分けました。
チーム内で話し合い、「虎鷹」「Diversity」「Sun」「ばなな」「筋肉」と、それぞれユニークな名前に決定。
チームごとに、2人がひとつのテーマに対してひたすら会話し、残りの1人が聞き役となり、対話をグラフィックに落とし込む作業を行いました。

1つ目のテーマは「小さな幸せ」。
駐車場の入り口に車を止められた時、仕事終わりの冷たいアイ
スコーヒーを飲んだ時、友達に会えた時などそれぞれの参加者の身近な幸せが対話の中で生まれ、それらがグラフィックとして整理されていました。

2つ目のテーマは「こんな近江八幡は嫌だ」。
365日バームクーヘンしか食べちゃいけない、ゾンビの近江商人がいると言った大喜利のようなものから、チェーン店しか存在しない、山や水郷が無くなってしまうなどの真面目なものまで、多様なアイデアが生まれました。

最後のテーマは「滋賀のココが好き」。
自然が豊かなところ、琵琶湖があるところ、災害が少ないところなど滋賀県にゆかりのある参加者の皆さんならではの考えや見方が対話によって引き出されて、整理されていました。

 

◆2050近江八幡VISION

最後に全員で一緒に行うワークショップとして、2050年の近江八幡がこうなっていてほしい、という「2050近江八幡VISION」を考えました。
ここで、ディスカッションの導入として、(株)まっせマネージャーの田口より、過去に起きた近江八幡の変化の例として、
戦中戦後の干拓による風景の変化、高度経済成長により八幡堀がどぶ川のようになり、市民活動により復活したことなどを紹介させていただきました。

その後、全体でディスカッションをする前に、5分間それぞれが2050年の近江八幡について考えてみました。
最後に考えたアイデアをそれぞれが発表し、有志の4名でグラフィックへの落とし込みを行いました。

 

このワークを通じて、参加者のみなさんからは、以下のような多様なアイデアが集まりました。

  • 全戸瓦屋根にする
  • 干拓を元に戻して西の湖を拡大
  • 八幡ならではの歴史を大切に
  • 安土城の再現 特別区 時代劇ごっこ
  • 水中ミュージアム
  • 八幡堀の水を綺麗に
  • 鳥人間コンテストの開催地を近江八幡に戻す
  • 花火大会を熱気球の上から見る
  • 子供を育てやすい・住みやすいまち
  • 「ある意味」不便な街にする
  • 近江八幡の国際化
  • クリエイティブ産業の復興

 

最後に参加者数名で色付けを行い、今回のまちなかゼミの参加者全員で作り上げた作品を「世界の中心で大切なものに出会うまち、近江八幡」と名付け、盛会の中、第6回のまちなかゼミは幕を閉じました。

 

◆次回のご案内

今後も引き続き、まちなかゼミを定期的に開催してまいります。

オープンなイベントはまだ未定ですので、決まり次第イベント詳細を公式フェイスブックページイベントページでご案内させて頂きます。

まだ参加したことがない方も、気軽に参加してみてください!!

【開催報告】7/29(土)まちなかゼミ第4回レポート

◆ 「まちなかゼミ」第4回スタート!

2017年7月29日(土)、第4回目となる「まちなかゼミ」を開催しました。
今回のテーマは「都市景観のイメージ ~近江八幡のまちのイメージを探る~」。
京都大学の川﨑雅史先生を講師にお招きして、ワークショップとレクチャーを実施しました。
参加者は12名。近江八幡在住の高校生や大学生など
地元の方が中心でしたが、県外の方にもご参加いただきました。

 

■近江八幡まちなかゼミ 第4回

【日 時】2017年7月29日(土) 13:30~15:30 (開場13:00)

【会 場】「旧吉田邸」滋賀県近江八幡市多賀町758

【参加費】無料(高校生・大学生、若者大歓迎です!)

【テーマ】「都市景観のイメージ ~近江八幡のまちのイメージを探る~」

【講 師】川﨑 雅史 氏(京都大学 大学院工学研究科 社会基盤工学専攻)

【内 容】(1) ワークショップ (2) レクチャー (3) ディスカッション

 

◆川崎先生について

京都大学 大学院工学研究家 社会基盤工学専攻

川﨑 雅史 (かわぐち・まさし)教授

(以下、京都大学大学院工業研究科社会基盤工学HPより引用)

都市の活動と文化に基盤をおいた景域創造のグランドデザインを探求します、道、広場・公園、水辺ウォーターフロントなど都市の公共空間における景観デザイン、都市インフラ施設のエンジニアリングアーキテクチュア、景観地形解析、都市デザインに関する研究をおこなっています。

 

◆川崎先生と近江八幡のかかわり

京都府出身である川崎先生は、京都大学大学院で「都市景観のイメージ」の研究をされていて、日本以外には、ヨーロッパやアメリカの都市や景観にも目を向けられています。近江八幡には、まちなかゼミの会場である吉田邸改築の際に、有識者として携わってくださいました。

 日牟禮八幡宮や八幡堀をはじめとして、近江八幡の街並みは都市景観の観点でも非常に興味深いものだそうです。今回のゼミでは「近江八幡のまちを読み解く」ことをテーマに、ワークショップやレクチャーを行っていただきました。

 

◆近江八幡の地図を描いてみよう(ワークショップ前編)

まず初めに行ったのは、「イメージ地図」を描くワーク。真っ白なA3の紙に、赤と黒の鉛筆を使って近江八幡の地図を描いていきます。制限時間は5分間なので、あまり悩んでいる時間はありません。

まず前半では赤鉛筆で大まかに描いていきます。

後半では黒鉛筆に持ち替え、細かい部分を描いていきます。

普段生活している人でも、意外と町全体は描けないもの。参加者の皆さんは試行錯誤しながら地図を描かれていました。

 

◆そもそも「景観とイメージ」とは?

地図を描き終えたところで、レクチャーに入ります。川崎先生が研究テーマにされている「景観」には定義があり、「人間を取り巻く環境の眺めであり、イメージ(心象風景)として形成される」ものだそうです。

ここでいう「人間を取り巻く環境」には「建造物」や「自然(環境)」があり、それらをまとめて人間の目線から眺めたものが「景色」であり、それがイメージとして形成されるそうです。

ちなみに、「景色」という言葉は枕草子にも使われていて、日本人には馴染みの深い言葉ですが、西欧人が高山を「景色」として眺めるようになったのは18世紀に入ってからのことなんだとか。

川崎先生はフランスを始めとするヨーロッパでの景観の捉え方を用いて、それらが日本ではどのように捉えらているかを神社や山や川を引き合いに出し解説してくださいました。

海外には「景色があることを知らなかった」という民族もあるそうで、何気なく見ている風景についても、文化ごとで捉え方がまったく違ってくることがよくわかります。

 

◆ケヴィン・リンチの「都市のイメージ」

景観についての基礎知識の次は、いよいよ「都市のイメージ」に移っていきます。川崎先生がご紹介されたのは研究でも使われている『都市のイメージ』(ケヴィン・リンチ著)という本。発刊から50年以上を経ても名著として読み継がれているもので、都市デザインの分野では誰もが必ず一度は触れるものだそうです。

ケヴィン・リンチはマサチューセッツ工科大学(MIT)で都市のイメージ研究調査を世界で初めて行った人物で、都市をデザインすること、都市をイメージとして捉えることを初めて実施しました。

大学で研究をしながらも、実際に社会の中でプロジェクトを形にするなど、理論に実践が伴っている数少ない研究者の一人だと言われています。

当時、都市といえば建築物だけでしか捉えられていませんでしたが、ケヴィン・リンチは周辺の環境も含めた研究を行うなど、先駆的な存在としても語り継がれています。

なお、ケヴィン・リンチが定義する「良い都市のイメージ」には以下の5つがあります。

①与えられた環境の中で意のままに行動できるという実用的な意味において十分で真実である

②頭脳労働の節約のために十分に明晰でまとまりの良いもの(地図が読みやすい)

③安全である

④未完結で、変化に適応できるもの(現実を探検し組み立て続ける)

⑤他の人々に伝えられるものである

 

◆都市の「わかりやすさ」という概念

都市のイメージを語る上で欠かせない概念として、川崎先生は「Legibility(わかりやすさ)」を紹介してくださいました。(先述のケヴィン・リンチの5つの条件のうち①②④にも該当)

ここでいう「わかりやすさ」とは、一言で言えば「迷いにくさ」のようなもの。その街の道路や目印、地域が一目で見分けられるとその都市は「わかりやすい」ということで、その場にいる人に安心感を与えます。(反対に、わかりにくい都市は道に迷ったときのような不安感を与える)

美しい都市とは何か、ということを考える上で、この「わかりやすさ」は大事な概念で、その都市が学問、時間、空間、複雑に富んでいる場合、それは特に重要になるそうです。

ただ、この「わかりやすさ」を突き詰めて完璧な街をつくれば良いかというとそうではなく、人間が工夫する余地があり、発展し続ける「未完結な秩序」のある街が良いとのことでした。

(先生の言葉では「安定基盤となる秩序はあるが、人々のイメージの創造や展開が広がる未完結な秩序」)

その先生の理論でいくと、近江八幡の街並み(旧市街地をはじめとして歴史や学問、複雑さがあり、発展しつづけている)は本当に素晴らしいものだと言えるそうです。

 

◆まちを構成する基本要素

またレクチャーの後半ではケヴィン・リンチの『都市のイメージ』で紹介される、まちそのものを構成する要素として、以下の5つをご紹介いただきました。

①道(パス)
多くの人々にとって、とても強いイメージを持つもの(道に沿って他の要素が配置される)
例:街路、散歩道、運送路、運河、鉄道など

②縁(エッジ)
道と違う線状の要素。異なるもの同士の間にある境界。
例:海岸、鉄道線路の切り通し、開発地の縁、壁など

③地域(ディストリクト)
都市の部分で面として広がるもの。
例:繁華街、文教地区、住宅地区など

④結び目(ノード)
都市内部の主要な点。
例:交差点など

⑤目印(ランドマーク)
目に付きやすく、覚えやすいもの
例:建物、看板、山など

以上5つの要素は、都市をデザインする上で重要なもので、それぞれの相互関係を考える必要があります。

とくに大事なのが「道(パス)」のデザインで、並木や植栽など道が続いていく感覚(連続性)、その道がどこに向かっているのかわかる(方向性)、自分がどこにいるのかわかる(構造)、他の道との交差点のイメージが明確(集合)などの要素が挙げられます。

川崎先生によれば、近江八幡は主要道路から目印となる八幡山が見える(方向性)ほか、異なる集合住宅同士でも植栽が揃っている(連続性)など、道のデザインが優れているとのことでした。

 

◆最初に描いた地図を見直し(ワークショップ後編)

 レクチャーの後は最初に描いた地図を壁一面に掲載し、川崎先生が地図の特徴ごとにグループ分けと解説をしてくださいました。

八幡全体を網羅したもの、安土地域がメインに描かれているもの、八幡山を中心に描かれているもの、道路が細かく描かれているものなど、地図は人によってさまざま。

できあがった地図を通じて、参加者の属性(市内在住でまちに関する仕事をしている、市内在住、昔住んでいた、など)を川崎先生が言い当てられていったのが印象的でした。

ゼミの最後には、参加者で車座になり、今回のゼミの感想を述べていきました。

 

参加者のみなさんからは、

  • 山が自分の生活の一部になっていて、その人の生活の一部が地図に描かれていることが面白いと感じた
  • 地図を描くことで自分の近江八幡への認識を再確認することができた
  • 近江八幡も少しづつ都市化してしまっているが、昔ながらの西の湖と田園地域はこれからも守り続けたい
  • 毎日自転車で通学していて映像として街を捉えていたが、地図のように平面で街を捉えるのは難しかった
  • 地図を描いてみて、自分がいる場所が地図の中心部になることに気づいた
  • 水路や山の輪郭などは自分の興味のあることしか描けず、昔に比べて分かりづらくなってしまっているところがある
  • 仕事で近江八幡に来ることになり、住んでいないからこそまず地図をしっかり頭に入れようという意識があり今回はよく描けた
  • 地形よりも自分の思い出の中にある食べ物屋さんが描きやすく、それから近江八幡の地形を思い出すことができた
  • いざ地図を描いてみることで、自分が住んでいる街でさえまだまだ認識出来ていないところがたくさんあったと感じた
  • 自分の通学路や学生時代に遊んでいた場所やお店を思い出すことで、近江八幡の輪郭を描きやすくなった
  • 旧市街地に目が向いているが、八幡山や水郷や田園にこそもっと目が向いていくといいのかなと思った

など多くの意見が寄せられ、ゼミは盛会のうちに終了しました。

 

◆次回、第6回のご案内

最後に次回のご案内です。

8/26(土) 開催!第6回まちなかゼミ(第5回はクローズ開催)

「可視化の力でコミュニケーションを創造するファシグラの世界」

NTTコミュニケーションズ 古林 拓也 氏

開始時間は今回と同じで、13:30~16:30 (開場13:00)を予定しています。

詳細は公式フェイスブックページイベントページをご参照ください。

 

【開催報告】6/25(日)まちなかゼミ第3回レポート

◆「まちなかゼミ」第3回スタート!

2017年6月25日(日)、第3回目となる「まちなかゼミ」を開催しました。

今回のテーマは「まちつむぎ」。同志社大学の井口貢先生を講師にお招きして、レクチャーとディスカッションを実施しました。

今回の参加者は12名。近江八幡市内在住の方が中心でしたが、奈良や大阪からもご参加いただきました。

■近江八幡まちなかゼミ 第3回
【日 時】2017年6月25日(日) 13:30~15:30 (開場13:00)
【会 場】「旧吉田邸」滋賀県近江八幡市多賀町758
【参加費】無料(高校生・大学生、若者大歓迎です!)
【テーマ】近江八幡のまちつむぎと観光を考える ~人文知と人づくりの大切さ~
【講 師】井口 貢 氏(同志社大学 政策学部 教授)
【内 容】(1) アイスブレイク (2) レクチャー (3) ディスカッション

 

◆井口先生について

同志社大学 政策学部
井口 貢 (いぐち・みつぐ)教授

(以下、同志社大学政策学部HPより引用)
 1956年滋賀県生まれ(現:米原市)の水瓶座、A型。高校から大学院までずっと自宅通学を余儀なくされ、つまらぬ青春だと思っていましたが、 大学教員という職を得て初めて実家を出て暮らしたまちが愛知県の岡崎でした。このまちは、今でも大好きなまちです。 その後岐阜に移り、そして京都では本学がふたつ目の大学です。(計、4つの大学を経験したことになります)猫の額ほどのエリアを移動しただけに過ぎませんが、 それでもちっぽけな国・日本の「広さ」を体感したことも事実で、何らかの形で研究生活にも活かされているような気がしてなりません。そして改めて実感したのは、 歴史(特に、生活文化史)に裏打ちされた地域の個性は、とても重要だということです。

 

◆井口先生と近江八幡の出会い

 米原出身である井口先生が近江八幡に触れたのは、彦根の高校に進学されてから。同級生に近江八幡出身の方がいて、都会のイメージを持たれたとのことでした。

 その後、教員として愛知県の岡崎市にいらっしゃったときに、前近江八幡市長の川端五兵衛氏から、近江八幡のJC(青年会議所)での講演を依頼されたことをきっかけに近江八幡を訪問。

 その講演の前後で、八幡堀の活動や川端氏の著書に触れ、近江八幡を研究するようになったそうです。

 

◆井口先生が語る、近江八幡の特徴

 井口先生は「トポスとしての近江八幡アールブリュットとまちつむぎ、あるいは. 福祉としての観光」という論考を執筆されています。

(「トポス」というのは「場所」を意味するギリシア語で、派生語として「トポロジー」という「場所性(その土地の独自性)」を意味する言葉がある。例えば、幹線道路沿いにチェーン店が立ち並ぶようなまちは、トポロジーが高いとはいえない。)

 論考の中で、「近江八幡はトポロジーに富んだ(場所が持つ意味性が高い)まちである」ということを述べられていて、近江八幡が滋賀でのボーダレスアートの場に選ばれているのは、色濃いトポロジーによる可能性が高いそうです。

 近江八幡は歴史的に名を残す人物を多数輩出していますが、その方々を支えてきたのもまた、近江八幡の人々がつむいできた文化だということを強調されていました。

 

◆「まちつむぎ」とは?

 10年以上前に、井口先生とゼミ生の方々が議論をする中で、「まちづくり」という一般的な言葉を、より実践的に捉えなおした言葉。「まち」というものは新しく「作る」のでなく、「つむがれて」きたものなのでは、という解釈。それぞれの時代で、後世に向けてよりよい暮らしを作ろうとして、自然につむがれてきたのが「まち」であり、その意味では「まちづくり」よりも「まちつむぎ」の言葉の方がフィットすると仰っていました。

 ちなみに、「まちづくり(町づくり)」という言葉の発祥については諸説ありますが、1960年代前半に行政の言葉として使われ始めた(名古屋市東栄地区の都市計画)という説が有力だそうです。当時の東栄地区では野宿労働者が増えていく動きがあり、車道商店街の会長が、行政との議論のなかで「町づくり」という言葉を使い始めたのだとか。

 「まちづくり」の仮名づかいについても、「町づくり」→「街づくり(街路を整備するイメージ)」→「まちづくり(ソフトも含め広義の意味で)」で変遷してきていて、最も幅広い意味合いの「まちづくり」に落ち着いたそうです。

 ※「まちづくり」は防災をはじめ、機能的に都市を作り直すときにはしっくりくる言葉なので、どちらが良い悪いではない、とのことでした。

 

◆高度経済成長が「まち」を考える契機に

 1961年から1973年にかけておこった高度経済成長の期間で、「まち」のあり方に関して大きな出来事が起こっているそうです。

 近江八幡市のシンボルでもある「八幡堀」の保存修景運動が始まったのは1972年。他の地域では、「北海道庁旧本庁舎」が保存されることになり(1968年)、長野県にある妻籠の町並み保存運動、福岡県の柳川の堀の保存運動なども同時期に始まっています。

 地域こそ異なりますが、高度経済成長による矛盾に人々が気づき始め、近代建築の見直し、江戸時代の建造物の再評価が始まった時期だとされています。

 ちなみに、文化財保護法が成立するのは1975年。その後1991年に、近江八幡は伝統的建造物群保存地区に選ばれています。(最近では彦根の七曲、名古屋市の有松地区が認定)

 

◆脱観光的観光のすすめ

 井口先生が提案されている観光のあり方として、「脱観光的観光」というものがあります。昨今は観光客の獲得を目指して、名所づくりや派手なPRが行われる傾向がありますが、つむがれてきた歴史やまちを無視するケースでは、住民からの不満がたまり、良い結果につながらないそうです。

 「観光振興は観光客のためならず」という考え方を持ち、打算的なキャッチコピーをあてがうのではなく、歴史のなかでつむがれてきた文化を大事にしていきたいということでした。

 近江八幡の場合は、八幡堀は観光スポットのひとつになっていますが、それは観光施策によって進められたものでありません。観光施策の以前からJCが中心となり、町をつむごうとした歴史によって成り立っているものです。つまり、観光はあくまで「結果論」なのであって、打算的に経済目的で進めるものではないと仰っていました。

 

◆死にがいのあるまちづくり

 最後に、まちつむぎの一つの方向として「死にがいのあるまちづくり」についてのお話がありました。「生きがい」という言葉が良く使われますが、それはその時に生きる人のためのものでしかないそうです。「死にがい」という言葉には、次の世代も見越して今を生きることの大切さがこめられている。それは観光に置き換えると、観光客におもねるのでなく、地道に地域のための行動をやっていくことが大事だ、というメッセージをいただきました。

 

◆ディスカッションタイムへ

 講義終了後には、参加者も交え、「近江八幡をどのように次代につないでいくか」というテーマでのディスカッションを実施。

 参加者のみなさんからは、

  • 「まちつむぎ」という言葉の意味を大事に、自分たちができることを考えていきたい
  • まちの「つむぎ手」として、学生の立場からできることをやっていく
  • 最近の観光施策の是非もあるが人を呼ぶのはきっかけとしてやはり大事では
  • 自分が行っている活動の意味づけが改めてできた

など多くの意見が寄せられ、盛会のなか時間となり終了しました。

 


◆次回、第4回のご案内

最後に次回のご案内です。

7/29(土) 開催!第4回まちなかゼミ
「都市景観のイメージ 〜近江八幡のまちのイメージを探る〜」
京都大学 工学研究科 教授 川﨑 雅史 氏

時間は今回と同じで、13:30~15:30 (開場13:00)を予定しています。

詳細は公式フェイスブックページイベントページをご参照ください。

【お知らせ】7/29(土)まちなかゼミ第4回を開催します

7/29(土) 開催!第4回まちなかゼミ
「都市景観のイメージ 〜近江八幡のまちのイメージを探る〜」
京都大学 工学研究科 教授 川﨑 雅史 氏

八幡堀と日牟禮八幡宮のすぐ近くの町家「旧吉田邸」にて、近江八幡について学び考え、新しいまちづくりのタネを育てる「まちなかゼミ」を開催します。

※第3回の様子はこちら
近江八幡や滋賀のまちづくりに関心を持つ人を対象に、高校生や大学生でも参加できる、参加者同士の顔の見える少人数制のゼミ形式で交歓できる学びの場です。

【日 時】2017年7月29日(土) 13:30~15:30 (開場13:00)
【会 場】「旧吉田邸」滋賀県近江八幡市多賀町758
https://goo.gl/maps/xnpzCqtEeJB2
【参加費】無料(高校生・大学生、若者大歓迎です!)
【テーマ】都市景観のイメージ 〜近江八幡のまちのイメージを探る〜
【講 師】川﨑 雅史 氏(京都大学 工学研究科 教授)
【内 容】
1. 認知地図を描く演習
あなたがイメージする近江八幡の認知地図を描きます。
2. 『都市のイメージ』のレクチャー
ケビン・リンチの都市景観のイメージにおける構成要素や都市デザインについて学びます。
3. 都市構造図の読み解く
近江八幡の都市景観を分析した構造図をみんなで読み解きます。

********************
高校生、大学生、近江八幡に関心のある若者大歓迎!!
近江八幡について関心や興味がある若者、地域のことをもっと知りたいという方、自分の生活する地域をより良くしたいと思う方など、老若男女、お子様連れもOK!どなたでもお気軽にご参加を頂けます。
あなたもぜひ参加してみませんか。

事前お申込は不要ですがFacebookイベントページへの参加表明は、お待ちしております。

【問合せ先】まちづくり会社㈱まっせ
担当:田口
TEL:0748-47-2045
E-mail:info@massee.jp

※本事業は、近江八幡市委託事業「平成29年度 まちなかゼミ事業」の一環として運営しております。

3/11(土)町家をどう活かす?「空き町家活用セミナー『京町家に学ぶ —町家の可能性—』」

2017年3月11日(土)、近江八幡商工会議所のホールにて「空き町家活用セミナー『京町家に学ぶ —町家の可能性—』」が開催されました。今回のセミナーでは、近江商人の商家が数多く残る滋賀県の町家の活用に向けて、町家活用のトップランナーと言える京町家活用に取り組んで来られた八清の西村さんを講師にお招きし、お話していただきました。

 

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今回、市内の全自治会の回覧板でセミナーのご案内をさせていただいたこともあり、市内で実際に町家や古民家にお住みの方、また所有される方にたくさんお越しいただけました。
また、市内在住の物件をお持ちの方に限らず、市外、県外から足を運んでいただいた方もいらっしゃいました。

小さなお子さんを抱えた若いママさんから、実際に町家や古民家をお持ちの年配の方まで、多様な方々にお越しいただき、町家の活用に関する関心の高さを改めて感じることができました。

 

◆開催概要

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◆講義内容

○町家の日

数日前の「3月8日」は「町家の日」だそうです。これは西村さんたちが手続きし、きちんと認定を受けた記念日で、3月(March/マーチ)と8日で「マチヤ」の日という語呂合わせだそうです。

 

○京町家について

京町家とはどのようなものなのか、その特徴を町の歴史から紐解き、建てられた時期の建築の特徴について、図と写真でわかりやすくご解説していただきました。
平安時代の町家はトイレの下水施設があったわけではないことから、実はあまりいいニオイではなかったのではないかというお話は、普段考えることのない視点で驚きました。

京町家はどれもすごい長い歴史を誇っているのだろう、となんとなく思っていたのですが、実は1864年ごろの蛤御門の変の大火で、市街地の町家はほとんど燃えてしまったそうです。歴史ある寺社仏閣が多い町にもかかわらず、意外にも特別古いものばかりというわけではないんですね。それでも、100年以上の建物ばかりということがすごいことですが。

 

○京町家の改修事例について

京町家の改修事例については、実際に西村さんが手がけてきた町家の改修事例について、たくさんの写真でご紹介していただきました。改修する際の趣の残し方、様々な地震対策について、金具や基礎の作り方など、目に見えない裏側も工事過程の写真で紹介。専門用語だけでなく、実際に写真もあるので、専門家でなくてもイメージが共有しやすいご説明でした。
最近では、外国人が買い取って改修するケースも増えてきているそうです。

 

○京町家の有効活用

京町家の貸家、宿家、団欒、別邸、創舎と5つの事例の話がありました。
いくつも具体的な事例がありましたが、特に驚いたのが、本当にボロボロで誰も借りないような物件のビフォーアフターでした。一見、人が住めない状態の町家を低価格で買取、シンプルに綺麗に改装し、定期借家として若い方にも住んでもらえる仕組みを実践されておられました。

近江八幡の町家は京町家と比較するととても大きく、住まいとして改修するのはとても費用がかかり、宿として投資するのもなかなか難しいのではないかというご意見もいただきました。京都でしっかりビジネスも手がけられている専門家の視点ですね。

京町家でシェアハウスも手がけられています。単に改修するだけでなく、どんな居住者に住んでいただくか、最初が肝心だそうです。建物と人、人と人とのマッチングにも気を配ることが重要です。

また、他にも「創舎」という町家を活用したコワーキングスペースの運営にも取り組まれているそうです。

 

○民泊について

民泊について、定義や法律の概要について、わかりやすく整理し説明していただきました。
近年、簡易宿所の条件緩和の法改正がありました。現在もどんどん緩和が進んでおり、ますますインバウンドの獲得にも繋がることが予想されます。

 

○路地の見直し

京都は路地が多く、袋小路はなんと4300本以上もあるようです。「路地選」という賞も作り、地域づくりにも積極的に取り組まれています。
路地を見直し、無機質な舗装の手直しも手がけられているそうです。細い路地の先の物件の価値も一緒に高まります。

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◆多様な町家の再生は、一人ではできない

京町家の多様な再生の取り組みは、本当に学ぶことが多く、地域の所有者や活用者はもちろん、建築関係の業者さん、地元の住民、行政も多様なセクターの方が連携しなければ形にならないと感じております。
町家への関心が高まっているけれど、利用者のニーズも多様化していることがよくわかりました。積極的な町家や古民家の活用を進めるためには、地域の理解も必要不可欠です。

近江八幡でも今後人口減少に転じてきていることから、ますます空き家が増えていきます。今回の多様な参加者の方からの町家を活用するアンケートも多数いただいております。
まだまだこれから、前向きな所有者さんと活用者さんたちと、空き家の再生を通じた地域の賑わいづくりに取り組んでいきます。

 

【お知らせ】近江八幡未来づくりキャンパスの公式ウェブサイトが公開!

「近江八幡未来づくりキャンパス」の公式ウェブサイトが公開されました!

http://www.omi8-campus.jp/

 

近江八幡未来づくりキャンパスは、近江八幡未来づくりキャンパスは、平成27年10月に策定された「近江八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく人材育成プロジェクトです。

 

2016年3月から、「公開講座」として隔月ごとに合計6回セミナーを実施しています。

また、2016年11月からは、「地域資源活用塾」がスタートし、4回の講義と3月5日に成果発表会を実施します。

 

これまでの取り組みについて、レポートとして記事を公開しています。(公開講座については、資料や記録の準備が出来次第アップ予定です。)

 

また、Facebookの公式ページでは、塾生の活動や取り組みについても公開しています。

https://www.facebook.com/omihachimancampus/

 

2/8(水) 西の湖ヨシ刈り

2月8日(水)近江八幡商工会議所青経会(青年経営者会)主催のヨシ刈りに参加してまいりました。

関東でも雪が降るほど寒い日でしたが、作業の時には雪も雨も降ることなく、比較的穏やかなヨシ刈り日和でした。(でも寒い!)

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今回、ヨシ刈りをさせていただいた場所は、西の湖の飛び地「権座」

まっせとしては久しぶりに権座の整備の活動に参加させていただきました。

ヨシは冬の1月から3月に刈り取られ、火入れをされて、春に新しい芽が出ます。

西の湖では昔から、人と自然の共生によってこのサイクルが守られてきています。

ヨシが刈り取りにくい場所や、利用頻度の少ない場所のヨシは、立ち枯れしてしまいヒョロヒョロのヨシになり、見た目もいいものではありません。

この時期は、県内外から多くの方が西の湖の景観整備のためにヨシ刈りに参加していただいています。

 

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白王町の船着き場(総浜)に集合し、白王町の大西さんの運転で権座へ船で移動します。

 

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はじめに、権座・水郷を守り育てる会の東房男会長から、権座についてお話がありました。

その後、青経会代表の山岡さんから挨拶があり、ヨシ刈りがスタート。

 

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機械でヨシを刈り取る人と、切り倒したヨシを揃えて運搬する人、最後に束ねて船に積む人と分担し作業していきました。

今回刈り取ったヨシは、白王町の田んぼの排水用の暗渠に敷き詰めて活用していただきます。

 

作業終了後、青経会さんの方で準備していただいた豚汁を食べ、一同解散しました。

帰ってから気がついたのですが、足が久しぶりに霜焼けになっていました。

おそるべし、冬のヨシ刈り!

来週2/15は、松明に使うためのヨシ刈りを実施しますので、まだ体験したことない方は是非ご参加ください!

 

3/5(日)地域を変える新しいチャレンジ!地域資源活用塾「成果発表会」

地域の未来を考える
次への一歩となる発表会。

地域資源活用塾は、近江八幡市を舞台に事業計画づくりを通して、地域のリーダー・社会起業家を育成することを目的とした塾です。2016年11月に始動して以来、5つのチームが活動してきました。その5ヶ月間の活動の集大成となる成果発表の場であり、新たな地域活動へとつながる第一歩となる発表会です。

内容は2部構成となっております。

第1部:成果発表会 13:30〜16:00

全4回の講座を通じて、地域課題解決に関する仮説の立案、地域の調査、お試しごとの実践に取り組んでまいりました。各チームが塾での活動について成果発表を行います。

 

第2部:ワークショップ「塾生プラン・パワーアップ会議」 16:00〜17:00

まだまだ発展余地のある塾生のプランについて、地域の力を借りて参加者全員でパワーアップを図るため、ワールドカフェ形式で意見交換を行います。

皆様のご参加をお待ちしております。

 


【日時】
平成29年3月5日(日)13:30〜17:00(開場13:00)
【場所】
近江八幡商工会議所 大ホール
【住所】
〒523-0893 滋賀県近江八幡市桜宮町231-2
【参加料】
無料(要申込)
【申込み】
・学生・個人・団体・企業等どなたでも参加OK!
・「お名前、所属、連絡先」について電話かメールで事前申込みください。
・申込締切:平成29年2月27日(月)17:00まで
【連絡先】
近江八幡未来づくりキャンパス地域資源活用塾事務局(株式会社まっせ内)
電話:0748-47-2045
メール:info[at]massee.jp

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【お知らせ】12/10〜2/28 松明スタンプラリー開催のご案内!

(株)まっせでは、近江八幡商工会議所と連携し、
近江八幡市内の商業施設と市内コミセンなどにおいて、
平成28年12月10日から平成29年2月28日までの期間に、
関連施設を巡る『松明のまち近江八幡』スタンプラリーを実施します。

 

関連施設で. スタンプ用紙をもらって、

スタンプを3個以上集め、抽選で素敵な景品をもらっちゃいましょう!

近江八幡市の観光やグルメをお楽しみいただける、さまざまな特典の付いたお得な期間限定クーポンもついています.
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【開催報告】11/19(土)未来づくりキャンパス「地域資源活用塾」レポート(DAY2前半)

波乱のDAY1(前編後編)の翌日、「地域資源活用塾DAY2」がスタートしました。

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■講座について再度共有

DAY2は、講座の趣旨と参加者の要望のすり合わせから。

講師の山元さんから再度、今回の「地域資源活用塾」が目指すこと、そのために取り組むことを説明していただきました。

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近江八幡をよりよくするために、いろいろな想いを持った方が参加している本イベント。

規模の大小はあれど、行政への要望ではなく、「自分が取り組むこと」を形にしていくという趣旨を共有しました。

 

■「プラン宣言シート」作成&発表

その後行ったのは、「プラン宣言シート」による、各自のプラン作成。

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自己紹介、取り組むプランの名前と目的、大まかな内容、一緒に取り組んで欲しい人のイメージ(求人)を書き出していきます。

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一通り書き終えたら、発表タイムへ。

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持ち時間が決められた中での発表でしたが、皆さん端的に、自分のやりたいことをお話されていました。

 

■チームビルディング(再結成)

「プラン宣言シート」を発表した後は、チーム再結成の時間へ。

発表者はテーブルに着き、そのテーブルを他の参加者が行き来しながら、質問や意見交換を行います。

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この5ヶ月間を一緒に活動するチームということもあり、皆さん真剣に議論されていました。

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入念な議論のあと、無事に5チームが成立!
後半ではチームでの活動計画を作っていきます!

 

 

 

【開催報告】11/19(土)未来づくりキャンパス「地域資源活用塾」レポート(DAY1後半)

DAY1も後半戦。

休憩をはさんで、いよいよ本格的なワーク(作業)がスタートします。
※DAY1前編はこちら

■「ビジョンづくり」講義&ワーク

まず行ったのは、参加者それぞれの「ビジョンづくり」。

そもそも、「自分は何に取り組もうとしているのか」「それは具体的に誰をハッピーにすることができるのか」など、投げかけられる質問に答えることで、自分の目指すものをより明確にしていきます。

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ひとしきり書き終えたら、メンバー同士で内容を一度共有します。

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■ワーク①「心メーター」で自分の物語を明確にする

自分のビジョンが見えてきたら、さらにそれを磨く個人ワークを行います。


「心メーター」というシートを使い、自分が今まで経験した、感情が動いた出来事を書き出していきます。

自分自身のストーリーを交えて事業を語ることで、より共感を得やすく、より他人を巻き込みやすくなります。

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こちらのワークも、メンバー内で共有します。

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自分の原体験を、他人と話し合う、というのは普段あまりしないもの。

このあたりから、お互いの想いや形にしたいことが見えるようになり、参加者同士の距離も一気に近づきます。

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※2日目のチーム再編では、お互いのプランや想いが大事な判断材料になってくるため、1日目のこのタイミングで、どれくらい自分の想いを固めておけるかがとても重要です。

 

■ワーク②「主人公シート」で想定するターゲット(顧客)を見える化する

続いてのワークでは、自分が行おうとしている事業の、ターゲットとなる人物像や特性を書き出します。

このワークを通じて、支援をする前後のストーリーや、普段いるコミュニティを設定することで、自分達がどうやってアプローチをしていけば良いのかが明確になっています。

一気に具体的なワークとなり、少し難しく感じる内容でしたが、メンターの補助を得ながら、皆さんシートを埋めていらっしゃいました。

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この5ヶ月間の中では、想定するターゲットに近い方に聞き込みを行うこともあるので、ここで人物像を明確にしておけると後がスムーズに進みます。

 

■まとめ&閉会 

DAY1の締めくくりに、講師の山元さんより全体のまとめをしてもらいました。

本当ならここでおしまい、というところですが、そうはいかないのが近江八幡市民。

自分のやりたいことを形にするために、今後のプログラムがどう活かしていくのがいいのか、初日終盤の受講者と運営側との関係ができた段階でさまざまな意見が上がりました。

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参加者からの問いに、山元さんも全力で応えます。

本気でやりたいと思っているからこそ、熱のこもった議論になる。

このエネルギー、予定調和にならない「ライブ感」こそが、近江八幡市民らしさ、と言えるかもしれません。

 

■懇親会

講座終了後は、近江八幡駅近くの「心(こころ)」さんで懇親会。

今後やりたいことや、近江八幡への想いなどを熱く語り合いました。

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ここで生まれたアイデアや繋がりもあり、今後形になっていくのが楽しみです。

ときにぶつかり合いながらも進めるまちづくり、翌日の「DAY2」に続きます。

 

【開催報告】11/19(土)未来づくりキャンパス「地域資源活用塾」レポート(DAY1前半)

今年3月から近江八幡市でスタートした「未来づくりキャンパス」。
新しいまちづくりについて学び考える公開講座として2ヶ月に一度開催してまいりました。

今回、公開講座からステップアップし「地域資源活用塾」がスタートしました。

参加者の希望が多かったテーマから、観光や歴史など5つのグループを設定。

今までの「学び」を「実践」につなげていく場として、来年3月まで全4回の講座と、最後には活動成果発表会を開催します。

 

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今回、DAY1とDAY2の会場となるのは「お食事処和でん」さん。

むかしは八幡瓦の工場として使われていたものを、飲食店向けにリノベーションをされたお店です。

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観光名所でもある「八幡堀」に隣接しています。

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開催前には、今回の塾の運営スタッフ全員でミーティングを行い、講座の趣旨や進行等について確認し、今一度想いを共有しました。

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■開講

講座の開催にあたり、本事業の主催者代表であり、本塾の塾長である冨士谷英正市長より、挨拶と受講者への激励の言葉が送られました。

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こちらは担当課である、政策推進課のみなさん。

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■講師

そして全4回の講師をしてくださるのは、株式会社PubliCo(パブリコ)の山元圭太さん。

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東京を拠点に、全国各地で行政やNPOなど地域活動団体のコンサルティングをされており、島根県雲南市奥出雲町では地域リーダー養成のコーディネーターも担われ活躍されています。

実は山元さんは滋賀県草津市のご出身。
地元である滋賀県のために、ということで、今回近江八幡市での講師を引き受けてくださいました。

山元さん以外にも、下記の方々がメンター(伴走者)として参画してくださっています。

株式会社PubliCo コンサルタント 秋元 由梨さん

株式会社PubliCo プロボノ 古林 拓也さん

株式会社いろあわせ 代表取締役 北川 雄士さん

滋賀大学 経済学部 特任准教授 柴田 雅美さん

公益財団法人 滋賀県産業支援プラザ 米原SOHO常駐インキュベーション・マネージャー 上林 英司さん

NPO法人東おうみフィールドステーション 代表 佐子 友彦さん

また、ボランティアスタッフとして下記の方にもお手伝いいただいています。

NPO法人百菜劇場 理事 根津 暁子さん

一般社団法人RCF 深尾 善弘さん

事務局は、弊社マネージャーの田口 真太郎と、スタッフの重久絹子が担当しています。

 

■アイスブレイク

講義が始まる前に、まずは緊張をほぐすため、簡単なゲームを行いました。

手元の紙に、「魚」「サッカーボール」「リアカーと坂と人間」など、それぞれ絵を描いてみます。%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8914

 

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書き終わったら、どんな絵を描いたか、同じテーブル内で共有。
お互いが描いた絵の共通点を探っていきます。

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このアイスブレイクで押さえておきたかったのは、

同じ絵を描くにしても、描く人それぞれに「先入観」があるということ。

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近江八幡市についてのイメージ、自分のやりたいことが事業になるか、自分の持っている能力など、思い込みがはたらきやすいものを、より客観的に見るようにしましょう、というメッセージがありました。

 

■「近江八幡の過去・現在・未来」を知ろう

先入観に気をつける、という共通認識ができた後で、山元さんと一緒に、近江八幡市の人口の増減や、高齢化率などについて、30年前、現在、30年後のデータを見ていきました。

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そこから、以下のような近江八幡の姿が見えてきました。

・近江八幡市は直近30年で人口が増えている、全国的にも珍しいところだということ。

・滋賀県全体の平均値とは少し数字に開きがあり、県の施策だけでなく、近江八幡市ならではの取り組みやアイデアも必要だということ。

 

■「地域資源活用塾」の目的について

次に、講座の目的や大切にしたい考え方について、改めて講師の山元さんから説明を受けました。

今回の講座で大事なのは、次の4点。

1.主体者として頭も手も足も動かすこと

2.期間中に具体的な活動(トライアル)を実施すること

3.ほかの参加者と協力し合う・磨き合う関係を築くこと

4.近江八幡市民が本当に望んでいることを行うこと

受身では何も形になりません。

大事なのは自分と仲間で行動を起こすこと、という熱いメッセージです。

地域資源活用塾のDAY1 (前半)はここまで!

いよいよ後半では、実際のワークに入っていきます。

8/27(土)近江八幡おもしろ発見!高校生たちと町歩き

台風の近づく夏の終わりの蒸し暑い8月27日の土曜日。
高校生たちと近江八幡の町歩きとまちづくりの取り組みのご紹介をさせていただきました。

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◆近江八幡の歴史文化の魅力発見!

今回は、日頃からまちづくり事業でお世話になっている成安造形大学の地域連携推進センターの加藤先生、石川先生のコーディネートで、京都つくば開成高校の先生と学生の皆さんと近江八幡の町歩きを行いました。

日牟禮八幡宮から八幡堀、伝建地区のある市街地の散策、そしてまっせの事務所でもある奥村家住宅の案内をさせていただきました。改めて、近江八幡の町家の特徴や、街並みの特徴、火祭りや伝統行事のご案内など、初めて来る近江八幡の魅力を一つひとつ確認しながらのご案内となりました。明日は近江八幡の伝統産業だった瓦の素材を使ったものづくりもされるそうです。

改めて、近江八幡は歴史や文化、人と自然の関係性が今もあちこちに感じることのできる、学びの多い地域であることを再確認させていただきました。将来またこの地域にみなさん来ていただくことを楽しみにしています。

【お知らせ】4/4(月)〜28(木)「近江八幡の松明」の企画展示のお知らせ

【お知らせ】4/4(月)〜28(木)「近江八幡の松明」の企画展示のお知らせ

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まっせが事務局を担っている「文化遺産としての松明を次世代へ贈る会」は,

湖東信用金庫 近江八幡支店の展示スペースにて「近江八幡の松明」の企画展示を行っています。

 

***「近江八幡の松明」の企画展示***

1 日 時   平成28年4月4日(月)~4月28日(木)

2 場 所   湖東信用金庫 近江八幡支店 1階展示スペース

住所:近江八幡市鷹飼町148番地24

Tel :0748-38-8820

 

3 内 容   近江八幡の子ども松明の実物展示

松明に関する解説パネル及び松明制作風景パネルの展示

 

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【イベント開催】4/16(土)「近江八幡未来づくりキャンパス」第2回セミナーのご案内

地域は元来、食糧や、薪炭などの燃料、生活用具や建材などの自然資源の利用や、家の建築から道路整備や堤防などのインフラ整備を地域コミュニティで協力して実施するなど、地域は自立し、地域住民は地域づくりの自治を行ってきた。しかしながら、行政サービスが整備されるにつれて、地域づくりにおける行政への依存が進み、地域住民の自治意識は失われていきつつある。一方で、近江八幡では八幡堀の再生を行政に依存せず、近江八幡青年会議所が中心となって行った歴史を持つ。
本セミナーでは、八幡堀の再生の取り組みをふり返りつつ、さらには地域資源を活用して自立的に地域づくりを行っている国内外の事例を紹介しながら、近江八幡における自立型地域づくりのあり方を検討する。
また、長期的な住民自立型地域づくりの方向性を議論するとともに、グループワークでは、参加する皆さんと共に、これまでの意見交換会や第1回セミナーで提案されたアイデアから、具体的な活動内容について、「ヨシドーム」「子供のための地域教育プログラム」「西の湖、安土と八幡のつながりづくり」「空き家の活用」の4つのテーマについて、具体的な課題解決の方法を議論する。

主 催:近江八幡デザイン・カレッジ

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◆開催概要
日 時:2016年4月16日(土) 14:00〜17:00(13:30開場)
会 場:近江八幡商工会議所 大ホール
参加費:参加無料(交流会費 300円)
定 員:50名(先着順)
対 象:近江八幡のまちづくりに関心のある方・近江八幡が好きな方
内 容:
◯あいさつ 14:00-14:10
近江八幡未来づくりキャンパス 代表 仁連孝昭

◯第1部 話題提供
 14:10-14:40
「住民自立型地域づくり」
京都大学 学際融合教育研究推進センター
森里海連環学教育ユニット 特定准教授 吉積巳貴

◯第2部 グループワーク
 14:40-16:30
参加する皆さんと共に、これまでの意見交換会や第1回セミナーで提案されたアイデアから、
「ヨシドーム」「子供のための地域教育プログラム」「西の湖、安土と八幡のつながりづくり」「空き家の活用」の4つのテーマについて、具体的な課題解決の方法を議論します。

◯第3部 交流会 16:30〜17:00
地域に住む人、学ぶ人、働く人、よそ者だけど関心のある人。地域や組織を超えやってきた参加者同士が意見交換できる、気軽でフラットな交流会です。
参加料:300円

◆申し込み方法
募集締め切り:平成28年4月11日(月)17時まで
申込み・問合せ:
「お名前、ご所属、住所、ご連絡先、交流会の参加の可否」を下記の事務局まで電話またはファックス、メールにてご連絡ください。

◯近江八幡未来づくりキャンパス事務局(まちづくり会社 まっせ内)
電 話 0748-47-2045
ファックス 0748-47-2044
メール info@massee.jp